嶋恭作の裏45年史

この話は事実に基づくものでありますが登場人物等は架空のものです

エピローグ-17: 'SDGsはバカの印' by片山さつき


最近、高市総理と片山財務大臣のコンビが素晴らしすぎて「日本の未来はウォゥウォゥウォゥウォゥ!」と歌いたくなります。そんな中、下記のyoutubeが特に面白いです。

https://youtu.be/5GCX2541O78?si=oodNPKJtiu_tGJh8

時間の無い方や見られない方(結構エラーになって見られない場合が多い)の為にSDGs関連のみ要約しました。(LGBTの事も言ってますがそこは省略しました)

概要) SDGsはアメリカ民主党と国連が仕組んだ金儲けの活動でEUも乗っかったが、トランプ政権(共和党)になってそれが暴露され、今やアメリカSDGs派の会社は融資すらしてもらえず完全にオワコン化している。

 

今やSDGsのバッヂを付けてる事自体’バカ'の象徴で、アメリカはもちろん日本の目端の効く大企業なあは次々とSDGsから降りているとの事です。具体的には三井住友銀行、三菱銀行をはじめとした金融関係が敏感で既に降りていて、何故ならSDGs派はアメリカから融資が受けられなくなるからです。

このブログに関連した事を例に挙げると、温暖化とCO2問題がわかりやすいパターンです。何回も言ってきた事なので詳しくは繰り返しませんが、BEVで一儲けしようというEUの政策もその一部です。それだけで無く'どんなに環境配慮していても化石燃料を使う企業には融資しない'という迫害があったそうですが今や'SDGsを推進している企業には融資しない'に変わりつつあるとの事です。

温暖化についても'CO2だけで無く太陽活動のせいもあるし20年位先でないと正解は解らない'とコメントされています。

今までこのブログで言い続けた事が日本政府レベルで同意見になってきた事は非常に嬉しい限りです。

高市-片山コンビバンザイ🙌

PS:椿本チエインも早く脱SDGsすべし!!!

PS:新ブログ「嶋恭作の韓国ドラマ沼地獄」始めましたm(__)m 

https://tonyszk.hatenablog.jp/entry/2025/06/05/181252

PS:以下のブログもよろしく

嶋恭作の簡単おつまみクッキング

 

https://tonyszk.hatenablog.com/?_gl=1*1al66hs*_gcl_au*MTUyMzMzNTA4MS4xNzczMzk4MTY0

 

嶋恭作のタイミングチェーンシステム

 

https://tonyszk.hateblo.jp/entry/2026/02/22/185601

 

 

 

 

エピローグ16:BEV終焉の続き(ドイツ~EU)とステランテスMHEV低出力版発売

10月11日日本経済新聞より

シトロエンC3マイルドハイブリッド

1) ドイツが本格的に脱EVの動き

上記の日経新聞発表を見ていただければ一目瞭然ですが、今までこのブログで言い続けていた事が更に現実化してきました。特に大きな変化では無いですが、大きな前進なのでお知らせしました。

 

2) ステランテスの1.2Lターボのマイルドハイブリッド低出力版がシトロエンC3に搭載されて日本上陸

今までお知らせしてきたプジョー308,3008,シトロエンC4,フィアット600などに搭載されていたステランテスの1.2Lターボのマイルドハイブリッドの低出力バージョンがシトロエンC3に搭載されて日本で発売開始となりました。

何が違うかというと主には高出力版の可変ジオメトリーターボチャージャー(回転数によってターボの羽根の角度が変わり低回転域から高回転域までターボ効果を最適化させている)が、低出力版は固定ジオメトリーターボチャージャーにコストダウンされたという事です。エンジン本体、モーター、バッテリー、タイミングチェーンシステムなどのハード系はほぼ変更なく共通化されている様です。

これによってシステム出力は135ps→110psとなっていますが、より小さくて軽い車種には十分かと思われます。例えばこの中で重いプジョー3008の車重は1620kgもありますがC3は1270kgなので適切なデチューンだと思われます。燃費もC4とフィアット600以外と比較すると良くなっています。(何故かC4と600からはは僅かに燃費が悪化してますが、車重やギヤ比とのマッチングによるもので、実燃費は同等でしょう)

車両価格はシトロエンC4と比較してC3は100万円近く安い(エントリーモデルで339万円)のでかなりお買い得と言えるでしょう。この価格と燃費なら欧州でも今までのディーゼル車に取って代わる事ができるし、ハイブリッドカーで独走していた日本車にとってもかなりの脅威となるのではないでしょうか。EV普及など何処かに吹き飛んでしまうでしょう。

 

 

 

エピローグ15:BEV終焉の続きと猛暑下のカーエアコン使用について

前回までの話しに追加情報と訂正事項がありますので今回のブログにまとめてみます。

1.BEVの終焉ー追加情報

私自身、地上波TVと大手新聞の情報は遅いし偏向報道だらけだと思っています。現役時代のインタビューを受けた経験からも彼らはプロデューサー、ディレクター、編集者の描いたストーリーに沿って話した事を上手く切り貼りして番組や記事を作ります。特に政府筋の意向(例えばBEV普及推進もそう)に沿う事は日常茶飯事です。しかし、今回その大手新聞である日経新聞でさえ遂にBEV終焉に肯定的な記事をしかも一面トップに掲載しました。

8月21日(木)の一面トップ見出しは「EV電池、世界で供給過剰ー需要の3.4倍」です。この内容は私にとって今まで言ってきた事と同様の方向なので驚きはしませんが、日経新聞トップに出たという所に意味があります。

EU諸国の悪巧みに乗せられたアホな日本政府とマスコミがBEVを今まで推進してきたのですが、遂にギブアップしたという事でしょう。非常にめでたい事です。今後HEVの世界になると言い続けた私のこのブログが間違っていなかった訳です。

 

2.HEVにおける猛暑下のカーエアコン使用について

私が20年近く乗り継いだトヨタのTHSでも猛暑下ではエアコンにより燃費がかなり悪化しルノーe-techに乗り換えて更にその傾向は強くなりましたが、その原因は引退による運転時の気温(通勤時は朝夕なので猛暑といっても真昼ほどでは無かった)と思っていました。しかしエアコンの効きが35~40度の中では欧州車にとって想定して無かったと思われ、そもそもエアコン自身の能力がそこまで無かったというのも大きかった様です。

更に最近ステランテスから出た各社のMHEV車に試乗をしているうちに、決定的な欠点を見つけてしまったのでお知らせします。(前回ステランテスMHEVを超オススメと言った事の訂正です)

まずステランテスのMHEVではエアコンのコンプレッサーが電動で無くエンジン駆動なのでEVモードでは冷えません。従って猛暑下でエアコンONだと必ずエンジンはかかったままになります。(ちなみにルノーe-techは電動コンプレッサーなので充電量がそこそこならエンジンは停止したままでもエアコンは効きます)

その為停止や渋滞の多い日本の交通環境ではアイドリングでエアコンの為だけにエンジンが稼働します。エネルギーのやり取りだけ考えればフルハイブリッド(トヨタTHSやルノーe-tech,ホンダe;hevなど)でも同じですが、フルハイブリッドの場合には電池容量がそこそこあるのでエンジンが効率の良い1500rpm以上の回転域で充電し、ある一定レベルに充電されればエンジンは停止します。一方でステランテスではコンプレッサーを直動するのでそこまでの回転数は必要なく、また電池と充電用ジェネレータのキャパがそこまで無いのでたとえ回転数を上げても無駄になってしまう様です。しかしアイドリング回転数ではエンジン効率が悪いので燃費は悪化します。おそらく欧州の気候と交通事情ではそこまでのエアコンの必要性が無くコスト優先でそうなったのでしょう。

結論を言うと猛暑の中、都市部を走行する機会の多い方にはステランテスMHEVは手ばなしでオススメ出来ません。そういう欠点(その場合の燃費は普通のガソリン車に近い)があるという事を理解した上でならオススメです。ちなみにルノーe-techはそこまで悪くなりませんが、トヨタルノーの同車格比較でのエアコン酷使時(猛暑下渋滞など)燃費悪化は10%くらいという感じです。(例えば18km/Lと16km/Lとか)

MHEV(マイルドハイブリッド)の今後の課題は、日欧問わずバッテリーとジェネレータ容量の適正化(MHEVとフルHEVの中間にコストや重量、スペースを考慮した適正値がある筈)であると言えるでしょう。

 

 

エピローグ14:BEV本格的終焉とHEV戦争の始まり(加筆修正しました)

プジョー308GTハイブリッド

フィアット600ハイブリッド と シトロエンC4ハイブリッド

 

プジョー3008ハイブリッド

アルファロメオジュニアハイブリッド

前回の投稿から4ヶ月近く経ち、基本的に前回と同じ内容ですが新情報がたくさん集まりましたので追加投稿します。また私自身持株も売り払いツバキを完全引退したので、今後今まで表記していた橋本知恵院は実名椿本チエインまたはツバキと表記します。ちなみにこのニュースはツバキにとって大同工業吸収より凄い事かもしれません。

1. 欧州BEVからハイブリッドへ本格切り替え

ステランテスから凄いHEVが出た(しかもタイミングチェーンシステムはツバキ製の筈)のでコメントします。このブログのエピローグ-3で今後HEVやマイルドHEVが主流になると予言してましたが、今後のヨーロッパ車の手本となるであろうマイルドHEV車がステランティスから次々に発売されました。写真にある様にシトロエンC4とフィアット600とプジョー308、3008とアルファロメオジュニアです。エンジンを含めたシステムは共通なので今後はオペルやDS等にも展開されるでしょう。

構造はエンジンとDCT(デュアルクラッチトランスミッション)に2モーターを組み合わせたもので、私が乗っているルノーe-techハイブリッド(キャプチャー)に基本的に近いです。ルノーe-techはエンジン1.6Lノンターボ、36kw駆動モーター、1.2kWh(250V)バッテリーのフルHEVですが、ステランティスの方はエンジン1.2Lターボ、16kw駆動モーター、0.9kWh(48V)バッテリーのマイルドHEVです。この2つを比較するとエンジン系はノンターボのルノーが有利(安い)ですが、バッテリーとモーターはステランティスの方がはるかに安く、トランスミッションも既存のDCTとほぼ同じステランテス(ルノーはドグクラッチやモーターの配置なので既存から変えている)の方が製造コストが安そうです。

ルノー(ルーテシア、キャプチャー,アルカナ)vsステランティス(フィアット600、シトロエンC4,プジョー308GT、3008,アルファロメオ)の勝負では販売価格や燃費はグレードやブランド感を考えればほぼ同等で、結果的にステランティスの方が製造コストが安い分競争力があるでしょう。(ブランド力や値引きや装備品などで差がつきそう。特にフィアット600はかなりお得感がありそうです)

余談ですがホンダが断念したi-DCTもこれに近いかったのですが、ホンダは1モータや乾式クラッチにこだわってあの有名な「イロハ坂クレーム」を起こした事を考えるとルノーやステランティスはそこをベンチマークして2モーターとドグクラッチまたは湿式クラッチにして改善したのでしょう。

しかもこのマイルドハイブリッドの性能はHEVでは無双の強さを持つトヨタのハイブリッドTHSに完全に追いつきました。私自身ハイブリッド所有歴は二代目と三代目プリウスLEXUS-is300hと乗り継ぎ,THS歴20年ですがその経験からの感想は三年前にルノーe-techハイブリッドに乗り換えてその燃費(特に高速では完全にトヨタより良い)とフィーリングの良さ(DCTの為ラバーフィールが無く気持ち良い)でTHSに戻りたく無いというものです。燃費は高速以外でもほぼ公称値の22km/L程度、高速は100~120km/hで走っても27km/L程度と公称値以上に良いです。このルノーやステランティスのハイブリッド車が良いという事実はラバーフィールが嫌いな欧州市場では勿論の事、日本市場でもプレミアム感のある欧州車としてかなりの人気となるでしょう。フィアット600ハイブリッドについては試乗しましたが,ルノーe-techと同じ様な感じで、更にエンジンと6速変速DCTのフィーリングがパドルシフト操作も含めて素晴らしくなっていて、トルコンやCVTやTHSのラバーフィールが不満な方々(私もそう)には超オススメだと思います。

このようについに欧州でも先行しているルノー、今回のステランティスと売れ筋の小型車がハイブリッド化してきました。後で述べますが政治的にもこの脱BEVの流れは更に加速して、今後はハイブリッド車の開発競争が激化するでしょう。(一例としてステランティスが公称燃費っ23.2km/Lとして出してきたらルノーは22.8km/Lだったキャプチャーの燃費を23.3Km/Lにマイナーチェンジしてきました。早くも開戦した様です)

欧州BEV終焉の政治的背景はこのブログのエピローグ1~5話に詳しく書いてありますが、欧州について要約すると「欧州連合はHEVに強い日本車を欧州から締め出す為にBEVを無理やり推進してきたが、BEVは中国が強すぎてしかも使い勝手も環境性能が良くない事もバレて今度はまともな道=HEV推進に戻りつつある」という事です。しかも欧州メーカーが日本に引けを取らないHEVを開発出来たのでこの流れが益々強くなるでしょう。

またこのブログでもさんざん言ってきた事ですが、欧州対策としてトヨタはTHSのMG-1(充電用モーター)にカムクラッチかブレーキを追加してラバーフィールを無くすモードが必要でしょう。それにより高速燃費も改善されて一石二鳥になるのですから。同じく高速燃費改善でホンダは直結モードに変速機を追加できるか?マツダは今のCX-60の経験から低燃費の小型マイルドHEVを開発できるか?辺りが日本メーカーの欧州攻略の課題となるでしょう。ちなみに日産はいまだにe-powerに直結モードを追加できないので経営面も含めて論外だと思います。

 

2. ホンダの大幅戦略変更

ホンダが先月(2025.5)末に大幅な開発戦略の修正を発表しました。

簡単に言うと「脱エンジン宣言」の撤回、BEV開発投資3兆円削減、2030年のBEV生産販売計画大幅削減とその穴埋めにHEV大幅増産というものです。

3兆円削減の内訳はカナダのオンタリオ州EV工場延期(おそらく中止かHEV関連に変更)で1.5兆円、バッテリー開発で1兆円、その他0.5兆円はBEVモノづくり開発削減のようです。また2030年に100万台規模のEV生産販売を見込んでいましたが、その分はかなりの割合でHEVに変換される様です。従って「脱エンジン宣言@2040」は撤回となる様です。

これはまさしくトヨタの全方位戦略と同じ方向で、日産との合併破局や次に述べる世界的なBEV衰退が影響している事は言うまでもありません。

 

3.世界的BEV衰退とトランプ大統領とイーロンマスク氏の不仲

マークラインズの統計資料によれば世界BEV販売台数は2021年の435万台から2022年の730万台と66%増でしたが2023年は前年比26%増、2024年は前年比12%増と完全に漸近線状態=そろそろ増加が止まる状態です。最近のBEV問題(このブログのエピローグ1~5話参照)を鑑みるとむしろ減少していく可能性もあります。特に(日本もそうですが)あのテスラ発祥のアメリカですらBEVは売れていない様です。またトランプ大統領が前任のバイデン大統領が推進していたBEV普及政策を完全否定した事も大きく影響し、今話題になっているテスラのオーナーであるイーロンマスク氏と不仲になっているのは当然の成り行きでしょう。(前話で私はイーロンが折れてHEVに舵を切ると読んでいたのですがハズレみたいです)

いずれにしても、これらの事象=欧州メーカーハイブリッド車開発成功、BEV推進の日産の破綻、ホンダの戦略変更、トランプとイーロンの不仲等は全てBEV終焉が間近な事を物語っているのでしょう。

 

 

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エピローグ-13: BEVの終焉と日産の危機とテスラの動き

BEVの終焉に関しては本ブログ1〜6話で述べてきましたが、更にその状況は加速している様です。また日産はご存知の様に大変な危機に面しているにも拘らずホンダを怒らせて救いの道が絶たれました。また別ブログ「嶋恭作のタイミングチェーンシステム」

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のエピローグでも言及しているのですが、反EV派のトランプ大統領についたイーロンマスク氏のテスラに対する動きを気になるところです。その辺りの最新状況をまとめてみました。

1)BEVの終焉

まずエピローグ1〜6話をまとめます。火力発電率の多い現状ではBEVはCO2排出削減効果が薄いし、そもそも地球温暖化はCO2が主因ではありません。またバッテリーを作るためのレアアースやバッテリー自身の廃棄問題でむしろ地球環境を悪化させる可能性が高いのです。発電方法が自然エネルギーが主流となり、且つ非接触給電で電車の様にクルマがバッテリー無しで走れる様にならないと真のEV時代にはならず、それまではHEVが主流となるでしょうという事が1〜6話の話です。

追加情報では北米の大寒波でテスラを始めとしたかなりのBEVが立ち往生して大問題になっているそうです。この大寒波により充電設備がまともに機能せず、充電待ちと充電切れでBEVが多数動かなくなり放置されたそうです。(写真参照)

またヨーロッパでも(ノルウェーの大問題は以前書きましたが)ドイツ等でベンツを始めとしたBEVのバッテリーが火災事故を多数起こしているそうです。このバッテリーは主に中国製らしいですが、BEVのコスト削減の為に品質の劣る中国製を採用したみたいです。

元々トヨタを主とした日本製HEVを追い出す為にEU諸国は政治的政策でBEVを推進してきたのですが、今後は欧州でもHEVに方向転換していかざるを得ないでしょう。

2)日産の危機

今の日産の危機はBEVとe-powerに頼りっきりによる売れるクルマが少ないというのが主因です。BEVが不人気なのは当たり前として、e-powerが何故売れないかというと、日本の都会の街乗りでは良いのですが、高速走行頻度が多い地方や海外では燃費もパワーも不満足だからです。トヨタのTHSですら120km/hを超えるとHEVの効果が無くなってしまう(最新のものはわかりませんが少なくとも私の乗っていたTHSⅡまではそうでした)のでシリーズHEVのeーpowerでは70~80km/hが分岐点でしょう。事実ホンダのe:hevは70km/h位でエンジン直結になるそうです。(今後欧州でホンダがe:hevを流行らせたいなら少なくとももう一段高速ギヤを追加しないと難しいでしょう。低速ギヤ追加は海外向けで有るそうなので技術的には容易な筈です)日産はそもそも海外売上比率が高いのでe-powerとBEV主体じゃ、そりゃあ売れないでしょう。

日産のこの技術的戦略の大間違いはゴーン氏就任の1999年に遡ります。このブログ第44話に詳細に書いてありますが、1997年にトヨタが初代プリウスを発売した直後に日産はそれをベンチマークして2000年にティーノHEVとして発売したのです。この時点で日産はHEVに関して少なくとも技術的にはトヨタに追いついたのです。しかしゴーン氏によるリストラは製造だけで無く技術にも及び、HEV開発は中止になりました。その後日産の技術の方向性はBEVとその派生のeーpowerのみとなり、近年エンジン技術としては画期的な可変圧縮エンジンVCRを開発、発売するも、eーpowerにしか使われず宝の持ち腐れとなっています。ホンダもこのVCR技術は欲しかったのでしょうが、あの日産の態度では破談は妥当だし、日産は最後の復活のチャンスを逃したかもしれません。

3)テスラの動向

イーロンマスク氏は賢い人間なのでBEVがそろそろオワコンだと気づいているでしょう。だからこそトランプ大統領についたのですから。冒頭に書いた別ブログでも述べていますが、BEV一辺倒のテスラは何とかしなきゃと思っている筈です。日産はホンダとの交渉に失敗して、ルノーの動きも無い今、彼にとっては日産を買い叩くチャンスであります。何の情報を出回っておらず個人的憶測ですが、インローンマスク氏は日産買いに動くのではと思います。当然ルノー保有分も含めてです。株価も下がり傾向なのでルノーも価格次第では手放す可能性があります。イーロンマスク氏の財力なら楽勝でしょう。

 

エピローグ-12:最近のフジテレビ問題等について思う事

中居君の女性問題から発展したフジテレビ問題についてですが、中居君と渡邉渚さんに何があったかについての話は男女の関係なので週刊誌等に任せるとして、大会社のコンプライアンスの問題について元上場企業の取締役として思う事を書いてみます。

橋本知恵院のような中規模(一部上場企業ではありますが)な会社ですらコンプライアンスとかガバナンスとかいう分野は厳しく(個人的感想はそこまでやらなくてもいいんじやね?と思います。但し反面超上層部=相談役,代表取締役に対しては甘いという印象がありますが),今回のフジテレビの初動処置は、こんな大きくて有名な会社としては酷すぎると誰もが感じているでしょう。その辺りを述べてみたいと思います。

 

1)もしこれが橋本知恵院で起こっていたらどうなっていたかのシミュレーション

あくまで仮定としてですが、中居君=T社(最大顧客)のT購買部長、渡邉アナ=愛知営業所の美人営業員X嬢、中嶋プロデューサー=橋本知恵院営業部長で理事クラスのホープA氏  と置き換えてみましょう。

-A氏がT社の購買部長接待で飲み会にX嬢を同伴させました。X嬢は営業部員なので業務の一環として参加しましたが、二次会まで行ったところでA氏を含めた同僚やT社のT部長以外の人間がいつのまにか消え、T部長とX嬢の二人きりになってしまい、そこでX嬢はT部長から不同意性交行為を受けてしまいました。X嬢は会社に被害を報告しましたが、T部長とは示談で済ませ内密にしてくれと守秘義務契約をさせられました。

フジテレビの例の通りだとすると、橋本知恵院としては社長会長を含めた関係者(担当役員、A理事、飲み会に参加した同僚)のみの秘密事項として闇に葬ったという事になります。しかしこの関係者の中に密通者がいて、雑誌マガジンXにこの問題をリークし「T社の購買部長が取引先の女性に不同意性交を強要し示談で解決した」という記事が世の中に出回ってしまいました。結果としてT社は大幅売上ダウン、橋本知恵院も対T社のみならず全体的に売上ダウンで赤字転落しました。責任をとつて橋本知恵院社長会長は辞任、担当役員も辞任、A理事は懲戒免職になってしまいました-

といったところでしょうか。

 

さて橋本知恵院としての正解処置はなんだったのでしょうか?

幸い現実の話としてテレビ業界の様な性上納は我々の業界では(少なくとも私の知る限りでは)あり得ないので現実的では有りませんが、今後女性営業者が増えるかもしれないので接待での女性保護(絶対に一人にさせない等)策は必要でしょう。

後は事後処置としては橋本知恵院内部の報告や、会社対会社としてきっちりとしたT社に対する抗議等の報告が必要であったでしょう。T社程の大会社なら弁護士も含めてかなりのしっかりとした策(被害者ケアを含めた)をしてくれるだろうし、T社内部ではT部長の懲戒も行われ、例え雑誌にすっぱ抜かれたとしても大事にはならなかったでしょう。

 

2)橋本知恵院の過去のコンプライアンス問題例

限定公開の裏の裏ブログ第13話には詳しく書いたのですが、橋本知恵院でも女性問題では無いにしろコンプライアンス問題はありました。

 

以下裏の裏ブログ第13話から抜粋

-2017年秋 神戸製鋼で相次いで品質トラブルが発生(露呈)した。トラブルというよりデータをちゃんと取っていないで適当な数値を記入していたという問題だ。この事件は橋本知恵院には直接の影響を及ぼさなかったが、この事件を期に世の中としてやたら品質書類などにうるさくなっていった。実際翌年の2018年、子会社の橋本鋳工が同じ様な品質トラブル(簡単に言うと製品自身は不良品では無いのだが、品質データを規定通り取っていなかったというもの。神戸製鋼もほぼ同じパターン)を発生させた。このおかげで恭作は統括として担当役員だったので懲戒として数十万円の減給を喰らった。この事件は橋本鋳工の顧客も「大した事では無いので穏便に済ませてくれ」というノリだったが、鋳鋼の品質課長が元ヤクザでその関係で橋本鋳工を脅してきた事と、監査役のT氏が火に油を注いだ事で取締役会まで行って最終的には対外公表まで行った。因みに2チャンネル(ネットの書き込みサイト)でも書かれたのだが、その内容を知っていたのは自分を含めて数人で、その事実を知っている人からあり得ない人を引き算していくとT氏しかその書き込みの容疑者が残らなかった。T氏の動機は取締役会での自己顕示か、当時の経営トップに対する嫌がらせだったと思う。-

 

この事件は橋本知恵院が真面目過ぎる程にコンプライアンスを遂行したのですが(顧客すらそこまで望んでいなかった)、今回のフジテレビ問題を見ると結果的には正解だったのでしょう。もし内密に処理していたら密通者や元ヤクザが雑誌等に公表して大騒ぎになったのかもしれません。

 

3)昭和の時代の回顧

このブログの第3話でも書きましたが、入社当時は酷かったです。ドラマ「不適切にも程がある」は昭和時代の描写がけっこうリアルでしたたが、実際はもっと酷い状態でした。第3話の太門さんのお尻触り等は序の口で、私は目撃していませんが製造部系の飲み会では若い女子社員の局部を触りまくる幹部もいたらしい。後にその元幹部と定年退職の会で飲んでいる時に本人に聞きましたが事実だと自慢げに語っていました。私が定年退職の会に入会しないのは、そういう輩が幅を効かせているのも一因です。

平成になってからかなりコンプライアンスは厳しくなりましたが、私よりかなり年上の役員、幹部職の人達にはついていけない人も多く、ある職場では役員が美人のバツイチ女性社員に「あんたべっぴんさんなのにもったいないなー。はよ良い人見つけにゃなー」と大阪弁丸出しで言ってセクハラで訴えられ何らかの懲戒処分を受けました。本人は「何がいけなかったんやー???」という感じでした。尤も有名なエピソードとして飲み会で女性の胸揉んでセーフだったCH氏事件もあるわけだから、セクハラはされた本人次第という事が大きそうですが。