嶋恭作の裏45年史

この話はフィクションであり登場人物とエピソードは全て架空のものです

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第4話:担当業務の人間が4人になっちゃった❗️

2年間の使い走り業務を卒業し、恭作は設計開発業務に専念することになった1980年は国産エンジンの鉄製動弁同期装置の開発が終了する年でもあった。最後のエンジンは翌年発売になったスカイラインRS用FJ20(写真参照)というもので、これは3歳年上の蓋見さん(今…

第3話:女性社員とヤンチャ上司

太田裕美 入社して事務所に配属されて女性社員に関してビックリした事がいくつかある。 それは同年代以上に綺麗な人が意外と多い事、全般的に化粧が厚い事(多分田舎だから?その為当時事務所内で当たり前だった喫煙の匂いと化粧の匂いが混ざった何とも言えな…

第2話:新入社員はつらいよ(2)

恭作が入社直前に購入した初代シャレード 嶋恭作が入社してから1年間は山王工場に隣接した寮に入らないで、クルマで1時間弱の自宅から通っていた。理由はいろいろあったが 工場隣接の寮じゃ遊びにも行きづらく、会社ベッタリの生活でつまんなそう。 大学時代…

第1話:新入社員はつらいよ(1)

入社式の日はキャンディーズ解散コンサートの日 嶋恭作が(株)橋本智恵院に入社したのはオイルショックの真只中の1978年4月の事だった。一部上場企業に入社できれば御の字という状況下、関西では有名らしいが関東の人間にとっては名前すら知らないこの会社…

プロローグ:人生で唯一のシャンパンタワー経験

このブログを始めるにあたって何から書こうかと迷っていたら、昨日の飲み会で上海でのシャンパンタワーの話が盛り上がったのを思い出した。 当時上海子会社の総経理だった鳥園君が彼自身の帰国送別会でセットしたものだ。いくらかかったかは知らないが二度と…